やりたいことを適当に頑張るブログ
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「ってことで、今日からお世話になるね、想」
「お世話になるの、こころぉ」
不思議なことを言うし、謎ばっかりの状況だけれど、
とりあえず、わたしはロコとモコという存在について信じてみようと思います。
何より、2人ともすっごく可愛いし。
いきなり妹が2人できたみたいで、嬉しい気持ちがいっぱいだから。
ベッドは2人に占領されていたので、わたしはソファに腰を下ろす。
2人はどうして現れたんだろう。お母さんに何て説明しよう。
わたしの「ココロ」だと言っていたけど、それはどういう意味なんだろう。
これからどうして過ごしていけばいいんだろう。
そんなふうに2人を見ながら考えをまとめようとしていると、
トテトテと2人がわたしに向かってきました。
そして、わたしの両隣にちょこんと座り、
「はぅぅん。こころはあったかい、なの」
「ほんとだ。あったかい」
と、身を寄せてきました。
「え? ……えぇ?」
2人は本当にあったかい。けれど、わたしにはどうしたら良いかわかりません。
こんなふうに、触れ合うことに慣れていないから。
わからないなりに、わたしは2人の頭を優しく撫でてみました。
すると、
「……すー」
優しく頬笑み、おやすみしちゃいました。
可愛い見た目に加えて、寝顔はまるで天使そのもの。
こんなにも可愛い存在に、いままで出会ったことがありません。
暖かくて、嬉しくて、その優しい気持ちに包まれたわたしは、
気がつくと、ロコとモコと一緒におやすみしていました。
ココロコモコ その2
ココロコモコ その4
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