やりたいことを適当に頑張るブログ
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目を覚ますと、モコはまだわたしの隣で寝ていて、
ロコはベッドで寝転びながら何かを読んでいました。
わたしが大切にしている写真が挟まったアルバム。
そこに写っているのは、いろいろなお洋服で着飾ったわたしと……。
「ねぇ、想。こっちの可愛い娘は誰?」
寝起きのわたしに聞いてくるロコ。
彼女の名前は「織菜(おりな)」ちゃん。
わたしが中学生のときに近所に引っ越してきた1つ下の女の子で、
とっても可愛くて、とっても仲良しだったお友達です。
学校は中高一貫校なので、いまでも後輩です。
友達以上親友未満という感じで、毎朝一緒に登校しています。
やっぱり、わたしの趣味を受け入れられない織菜ちゃんのために、
2人でいるときは、そういった話題を出さないようにしています。
「織菜ちゃんかぁ。可愛いね。仲良しなんだ」
「最近は、ほとんど遊ばなくなっちゃったけどね」
ロコの隣に座って、久しぶりに眺めるアルバムの写真。
織菜ちゃんは本当に可愛い。だから、本当に大好きなのに。
いまの織菜ちゃんにそんなことを言ったら、怒られちゃうだろうなぁ。
懐かしい想いを感じていたとき、わたしは思い出した。
明日、学校に行っている間、ロコとモコはどうしたらいいのかな。
ココロコモコ その3
ココロコモコ その5
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